群馬県みなかみ町は、関東でもトップクラスの自然アクティビティが豊かなエリアです。
夏は川や湖でのカヌーやラフティング、SUP。山では登山が楽しめます。
そして雪降るみなかみ町は、谷川連峰を越えてきた軽く上質なスノーが楽しめることから、冬はスキー場を目掛けて、スキースノーボードが楽しむ方がたくさん訪れる地域です。
通常、自然アクティビティは繁忙期と閑散期が明確に分かれがちですが、みなかみ町は通年通して自然観光を楽しめます。(地方で事業を始める上では、通年で集客できるのは大きな強みです)
みなかみに移住して地域での活動に取り組む地域おこし協力隊で、今回はみなかみのことをもっと知ろう!ということで、みなかみ町の冬の観光資源を知るため、スキー場(奧利根スノーパーク)に伺ってウインタースポーツを楽しんでからお話を聞いてきました!
参加者は4名
・元井夏海(一般社団法人FLAP)
・小柳奈々恵(谷川岳インフォメーションセンター)
・天方悠人(道の駅水紀行館/株式会社水の故郷)
ギアをレンタルして準備ができたらスタート!スキー初チャレンジのメンバーもいるため、のんびり滑ってみます!雪はおもったより多くありませんでしたが、白い雪の上に立って、深呼吸するだけでも最高の体験。みんなで一緒にワイワイするのは特別です。雪国では、雪は邪魔だと言われがちですが、捉え方を変えてあそびにしているスキー場は、まさに地域資源を活用した事業だったのだな、と感じました。
ゲレンデ滑走の後は、奧利根スノーパークの安藤さんに、スキー場の取り組みやみなかみ全体でのスキー場のお話をお聞きしました。
みなかみ町には8つのスキー場があり、そのスキー場が連携してみなかみ町スキー場連絡協議会という団体で「通えるスノーみなかみスノーマウンテン」のコンセプトのもと、エリア活性に取り組んでいます。
白馬やニセコのように、巨大なスキー場がないですが、都心からの至近性や各スキー場の特徴、そして地域のリソースを集約してブランディングも進めています。
地元の方こそ一番のファンになって欲しいとの思いから、
みなかみ町民割引を昨シーズンからスタート!
スキー・スノーボードを楽しまなくても、雪に触れて冬の遊びを体感してもらえる
などの取り組みも行っているとのこと。
地域の資源を活かすだけでなく、どんどん変わっていく時代やマーケットにあてていくために、連携して面白い仕掛け作りに取り組んでいることを学ぶことができました!
やはり地域を知るには、地域で遊び、地元の方にお話聞くのが一番深く知ることができます。今後も地域おこし協力隊をはじめ、みなかみに住みたい、関わりたい人が地域と繋がるきっかけづくりを行っていければと思います。
●参加者の感想
元井夏海(一般社団法人FLAP)
みなかみ町に移住してから、スキー場に行くことへのハードルが下がり、身近な存在になりました!
奧利根スノーパークの安藤さんのお話で、みなかみ町とスキー場の相互関係を知り、地域資源を知ることが、みなかみ町を知ることだと再確認できました!
また、みなかみ町にスキー場が8ヶ所もあるのに驚きました!制覇目指していきます💪
小柳奈々恵(谷川岳インフォメーションセンター)
みなかみ町の各々のスキー場は規模としては大きくないけれど、他のスキー場や温泉、飲食店、宿泊施設など町内全体で連携することで新たなスキーリゾートになる可能性を秘めていると感じました。みなかみの冬の魅力もどんどん発信していきたいです!
天方悠人(道の駅水紀行館/株式会社水の故郷)
みなかみの魅力を構成するひとつの要素としてスキー場は大きな存在であり、そこから地域を盛り上げようという機運の高まりはみなかみにとって非常に明るいものであると感じました。
協力:奧利根スノーパーク
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