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地方移住をしたい人必見、みなかみ町移住支援スタッフが教える、移住前準備リスト<2024年版>


コロナ禍でのテレワーク推進や自然災害のリスクに後押しされ、1~2年前は「移住ブーム」とメディアに呼ばれるほど全国的に移住者が増えました。その頃と比べると今は移住者が少なくなりましたが、「自然の多い所で暮らしたい!」「地方で何か自分にできることをしたい!」と熱い想いがある移住相談者が増えております。


ですが、みなさん地方暮らしへの夢や想いはあるのに、どこかいい所はないかと、とりあえず人気の都道府県・市町村だけで探していませんか?「何となく」で探してしまい、やりたいことを最大限に発揮できる地域を見つけられないのはもったいないです!


そこで今回!まだ移住する地域を決めていない、どう探せばいいかわからない人に是非試してほしい、移住前の準備リストを作りました。みなかみ町で移住を考えている人も、そうでない人にもヒントになることがあると思いますので、読んでいただけると嬉しいです!


目次

Step.4 「ここで暮らしてみたい!」と思ったら


(目次をクリックすると、その項目まで移動できます。)

 

Step.1 地方暮らしをしている自分を想像する


どんな暮らしがしたいか想像したことはありますか?

山が綺麗に見える家に住みたい、気軽に温泉に入りたいなど挙げてみると、理想の暮らしが見えてくると思います。カフェを開きたい、地域の子どもたちの居場所づくりをしたいなど、やりたいこともあればもっと面白いですね!


どんな暮らしをしたいか曖昧にしたまま地域を探すと、情報過多になり結局どの地域がいいのかわからないまま終わってしまう…ということはよくあります。いくつか条件を絞れば、移住の目的を見失わずに、理想に近い地域を見つけやすくなるはずです。よくよく考えてみたら、そもそも移住に向いていないという場合もあったります。


筆者の体験談になりますが、移住する前は「海が綺麗な所に住みたい」「都会より小さくて、お互い支え合えるような地域コミュニティに入りたい」「実家(神奈川)に新幹線で帰れる距離で暮らしたい」の条件に合う地域を探していました。海と聞いて「あれ?」と思った方がいると思いますが、実はみなかみ町への移住前は海が見える地域を憧れていました。海近くの地域に絞った所、自分に合う所が見つからず、最終的には「“川”が綺麗な地域」に移住しました。条件を絞ることで見えてくるものもあるので、まずは何も気にせず理想を思い浮かべてみてください!


私が惚れ込んだみなかみ町の湯檜曽川


どんな条件がいいのかわからない方は、各市町村で紹介されている移住者の体験談を読むと、よりワクワクしたイメージがしやすくなるかと思います。WEBマガジン「ぐんまな日々」では、今まで群馬県に移住した方々の体験談が載っていますので、何かヒントを得られるかもしれません。気になった記事があれば覗いてみてください! 



 

Step. 2 自分にあった市町村を探す


何となく住みたい地域のイメージが掴めたら、地域を探してみましょう!移住したい人をサポートしてくれるサイトやイベントがあるのでご紹介します。


►移住マッチングサイト

地域と移住したい人が繋がる移住マッチングサイトです。各都道府県・市町村の移住担当者や、弊社のような移住支援をしている民間団体が地域の紹介やイベントを公開しています。サイトごとに特徴がありますが、使いやすいものを選んでいただければ大丈夫です。FLAPスタッフおすすめのマッチングサイトの一部をご紹介します!



ちなみに弊社FLAPでは、主にSMOUTさんでイベント情報を公開させていただいております!


►移住のプロに直接相談できる、相談ブース

ネットが苦手、一人で調べるのは大変という人は、地方移住のプロ、移住相談員さんの手を借りてみてください。下記の施設の移住相談員は、大勢の方の相談を受けた実績や、地域の人との人脈が広い方々なので、みなさんに合いそうな地域を紹介してくれます。何を話せばいいかわからない人は、Step.1 で考えた理想的な暮らしを伝えてみてください。


最寄り:有楽町線 有楽町 定休日:月、祝日 

最寄り:地下鉄堺筋線 堺筋本町駅 定休日:月、祝日 

最寄り:東京駅 定休日:月曜日 


東京に行ける方は、ぜひ「ふるさと回帰支援センター」に足を運んでみてください。センターには全国44都道府県のブースがあり、それぞれに各都道府県内の市町村を熟知した専属相談員がおります。相談は予約制になっていますが、資料の受け取り、見学は予約無しでも可能です。そもそもどの都道府県がいいかわからない、決めていない人でも、もっと大きなエリア規模で紹介してくれる「漠然相談」もあるので、ご安心ください。


►移住フェアに参加

一度に多くの市町村を比較したいという方は、移住関連のフェアを要チェックです。移住フェアでは、全国から多くの市町村の移住担当者が一度に集まるため、展示ブースを見たり、気になる町の個別相談を受けたりすることができます。九州や関西など遠いエリアの移住担当者と直接お話できる絶好の機会です!今はオンラインで全国どこでもお話しできますが、やはり対面の方が話しやすいですし、その地域の移住促進への熱量もわかるかと思います。特に大きなイベントを下記にまとめましたので、忘れないようにスケジュール帳へ書いてください!


2024年12月7日(土)11:00~18:00、8日(日)10:00~16:00<2日間開催>

オールぐんま移住フェア 11月頃(※2024年度の開催はまだ確定ではないです。)

昨年度のふるさと回帰フェアの様子


<みなかみ町に興味がある人>

FLAPのオンライン移住相談会・ウェビナーに参加

みなかみ町での暮らしの魅力を知ってもらうために、ほぼ毎月オンライン相談会・ウェビナー等のイベントを開催していますので、ぜひご参加ください!

「みなかみ町のことをよく知らない…」「こんなことを聞いてもいいのか?」という方も大歓迎です!私たちスタッフとおしゃべりするぐらいの感覚でお気軽にいらしてください。



その他FLAPではみなかみ町の人と移住したい人が交流できる、BBQやボードゲームなどのイベントを開催しています。

イベント情報はHPやSNSで随時発信しますので、チェックよろしくお願いします!


みなかみ町移住パンフレット

地方へ移住を考えている全ての人に読んでほしいパンフレットです!みなかみ町での暮らしの良い所だけでなく、嫌な所も赤裸々に書いております。みなかみ町の移住者から「移住前に知りたかったこと」をヒアリングし、リアルな意見をそのまま一冊にまとめました。みなかみ町への移住を考えている人は必読です。



みなかみ町移住パンフレットは両A面になっています!どちらから読んでも面白いですよ。


 

Step.3  実際に市町村へ行ってみる

気になる市町村に出会えたら、必ず現地へ視察に行きましょう。遊びや観光を兼ねて行くのもいいですが、自分や家族が本当に暮らしていけるのか見定めてください。いくらオンラインやSNSで情報を集めても、その情報はほんの一部分です。街並みや自然の景色、町民の雰囲気など、五感でしか感じられない良さがわかるかと思います。


►移住担当者による現地案内

市町村によっては、移住担当者が現地を案内してくれます。実際にその市町村に住んでいる人と一緒に歩くだけで解像度が大きく変わります。もし案内がなくても、どこを見に行くといいか事前に聞いてみるだけでも十分です。


みなかみ町の場合、移住の視察をしたい人限定で、FLAPでは無料の町内案内をしております。「休みの日、子どもと一緒に遊べる所が知りたい」など、事前にどんな所を見たいのかヒアリングし、できる限り要望に合わせた町の紹介ができるよう努めています。担当スタッフは県外から来た移住者です!移住者の視線でお伝えできればと思います。


►地域のイベントに参加

イベントが開催される日に合わせて視察をするのもおすすめです!住んでいる人の雰囲気を知ることができますし、イベントの場であれば話しかけやすいと思います。


みなかみ町でもよくアウトドア関連のイベントやマルシェが開催されます。みなかみ町の人は基本気さくな人が多いですが、マルシェなどに出展する方はもっとフレンドリーなので、ぜひ(忙しそうなタイミングを除いて)声をかけてみてください!


大きなイベント情報は、みなかみ町観光協会のHPからご覧いただけます。

FLAPでも交流イベントを開催しているので、HP等でご確認ください!


地域の人と移住検討者で賑わったBBQイベント


 

Step.4 「ここで暮らしてみたい!」と思ったら

住んでみたい地域を見つけたなら、生活の観点で確認しなくてはいけないことがあります。みなかみ町での移住準備として紹介しますが、他の地方でも当てはまるかと思うので参考になれば嬉しいです!


►仕事探し

一番求人の掲載が多いのはハローワークです。ですが、ネットに求人を載せていない企業も一定数あるので、地域の知り合いを作り、紹介してもらえるケースも珍しくないです。ちなみに、みなかみ町で主要な業種は、観光・介護・土木で、これらの求人は常にあるかと思います。


みなかみ町らしい仕事の1つに、「自伐型林業」があります。自伐型林業とは、自分たちの山や木を自分たちで整備する持続可能な森林経営手法で、大規模伐採ではなく間伐作業が中心です。毎年秋ごろ、町主催の自伐型林業研修があり、初心者からでも参入しやすい林業です。ただし、自伐型林業だけで稼ぐのはかなりハードルが高いので、まずは副業として検討していただくことがおすすめです。


自伐型林業研修でチェンソーの扱い方を学んでいる時の様子。


地域おこし協力隊の募集もあります。地域おこし協力隊とは、他市町村から条件不利地域に住民票を写し、その地域の活性化に繋がる任務をしながら定住・定着を図る取り組みです。任期は最長3年で、市町村内外で広く繋がりを作りやすいです。


2024年6月の時点では、FLAPでも協力隊を1名募集しております。


また、みなかみ町では特定地域づくり事業協同組合制度という、町内の複数の事業者にマルチワークができる、労働者派遣事業を取り入れています。この制度を「み組」と呼び、社会保障が確保された状態で働くことができます。



►家探し

移住するにあたって大きな問題といえば、家探しじゃないでしょうか。他の地方にも当てはまるのですが、みなかみ町は残念ながら物件情報が少ないです。


とはいえ、全くないわけではないので安心してください。まずは賃貸物件で暮らしてみて、みなかみ町に住み続けたいと思えたら、納得できるものが出るまで長期的に物件・土地を探すのが1番失敗しません。


下記のブログで住宅探しのコツをまとめておりますのでご覧ください。


►車を用意する

都会と違って地方では公共交通機関が少なく、車生活になると思います。みなかみ町も例外ではなく、一人一台車が必要です。


もっと詳しくみなかみ町の車事情を知りたい方はこちらを読んでください。


►該当する補助金がないか調べる

移住するにも、引っ越しなどでかなり費用がかかりますよね。お金のことを考えると足踏みしてしまいそうですが、逆に移住することでもらえる補助金もあります!移住の資金を全て補助金に頼ることはできませんが、少しでも負担を減らすためにもみなかみ町のホームページ等で調べていただければと思います。

ただし、補助金はあくまで補助です!補助金優先で移住先を決めると、「こんなはずじゃなかった」に陥ることもありますのでお気をつけてください。


FLAPの移住相談で、みなさんのライフスタイルに該当しそうな補助金がないかお伝えすることもできます。


補助金については下記のブログ記事にまとめています!




誰もがみなかみ町での暮らしにフィットするとは限りません。もちろんみなかみ町に移住する人が増えるのが1番嬉しいですが、実際に住んでみてから「何か違う」と後悔されるのは悲しいです。

今回の準備リストで、みなさんの移住先探しに少しでもお役に立てれば幸いです。みなかみ町に住んでみたい方は、FLAPにそのお手伝いをさせていただければと思います。いつでもご相談お待ちしております。


【FLAP問い合わせ】


一般社団法人FLAP 元井




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